日本ストックホルム青少年水大賞日本ストックホルム青少年水大賞

最終更新:2024.3.29

2025年日本ストックホルム青少年水大賞募集要項

  • 対象範囲

  • 応募者の条件
  • 国際コンテスト開催時に20歳以下で、高等学校または同等の学校(高等専門学校については1~3年生まで)に在籍している生徒が応募できます。学校・団体としての応募も、個人としての応募もともにできます。 大学生(高等専門学校については4年生以上)は、20歳以下であっても応募はできません。但し、高等学校等を卒業して国際コンテストの参加時に大学生であっても、高等学校等在籍時に実施したプロジェクトの実施者に限り参加は可能です。
  • 応募活動の内容
  •  日本ストックホルム青少年水大賞は、地球温暖化により深刻化する洪水や渇水の対応はもとより、 水質改善、水資源管理、水保全または水や排水の浄化による生活や社会の質の質の向上を目指すなど、水問題を解決するための理論的および応用的な調査研究活動を対象とします。なお、方法、実験、観測、結果報告、統計解析を含めた論議において科学的に妥当な手法を用いてください。日本水大賞に応募した課題(プロジェクト)も、応募条件を満たしていれば応募できます。

    日本ストックホルム青少年水大賞の内容

    応募いただいた作品の中から、優れたものに対して、以下の賞を授与します。
  • 大賞【グランプリ】(賞状・副賞20万円)国際コンテストへの参加費用
    優秀賞 (賞状・副賞10万円)
    審査部会特別賞(賞状・副賞10万円)
  • 選定の方法

    水分野の専門家によって構成される審査部会において書面審査し、上位数チームが選ばれます。次にその上位数チームを対象に二次審査を行います。
    (ご応募いただいた学校には、事務局より二次審査日などを連絡します。)

    審査基準

  • 【一次審査】(書面)
  • 以下の基準(ストックホルム青少年水大賞に準拠)に従って書面審査が行われ、上位数チームが選出されます。
    ■妥当性
    • プロジェクトは、水環境が抱える重要な課題に的確に取り組んでいるか
    • 科学的妥当性があるか
      (基礎研究、応用研究に相当する科学的水準に達しているか。また結果が直接現場で利用できるか)
    • プロジェクトは、環境または生活の質の向上に貢献している内容か
    • プロジェクトは、未解決の問題に新しい解決法を提案しているか
    • 水問題に対する意識を高めるものであるか
    • 環境問題と社会問題を融合する内容であるか
    ■独創性 (プロジェクトには、以下に関する独創性がみられるか)
    • 着眼点
    • 問題解決の方法
    • データ解析
    • 実験あるいは調査
    • 実社会での問題提起・啓発
    ■方法論
    • 明確な発想に基づいて結果を得ようとしているか
    • 問題点は明確にされているか
    • 問題点をどのように限定しているか
    • それに従って作業が計画されているか
    • 結論を裏付けする十分なデータがあるか
    • データの解釈を違える可能性が考慮に入れられているか
    • 調査を継続するための新たな疑問や提案があるか
    ■テーマに関する知識 (関連分野の文献や実施中の調査にどの程度、精通しているか)
    • 調査研究はどのような出典に基づいているか
    • 参考文献の一覧表は適切か(参考文献は実際に利用されたのか)
    • 科学に関する一般的な情報源をどの程度、参考にしているか
    • 取り上げたテーマに精通しているか
    • 取り上げた分野での最新の調査研究や専門用語について知識があるか
    • 本研究成果以外にも代替的な解決策を知っているか
    ■実用技術
    • 保護者、教師、専門家からはどのような支援を受けたか
    • 実験、測定などをおこなったか
    • 学校で入手可能な材料(知識・道具・設備)を利用したか
    • 利用可能な技術が十分に活用されているか
    ■報告書
    • プロジェクトを正しく適切に表現できているか
    • 報告書で使用した文章、イラスト、図表、語彙は適切であるか
  • 【二次審査】(発表と質疑応答)
  • 以下の審査基準に従って、一次書面審査で選出された上位数チームに対し、2分程度の概要説明(英語)、10分程度のプレゼンテーションソフトでの発表と質疑応答による審査が行われます(日本語あるいは英語)。
    審査地は東京(予定)で生徒2名以内、指導教員など1名の規定の旅費(遠隔地の場合は規定の宿泊費)を日本水大賞委員会が負担します。

    ■プレゼンテーションソフトによる発表と質疑応答
    • プレゼンテーションによる活動発表内容は正しく表現できているか
    • プレゼンテーションと報告書に適切な関係があるか
    • プレゼンテーションに独創性や個性があるか
    • 魅力的なプレゼンテーションであるか

    募集期間

    令和6年4月1日(土) ~ 9月30日(土)  (郵送の場合は当日消印有効)

    応募方法

  • 1.日本ストックホルム青少年水大賞 応募用紙(申請書)
  • A4サイズの用紙に以下の事項を記載する。
  • 調査研究の課題(フリガナ)
  • 学校名(フリガナ)
  • 学校の住所(フリガナ)、電話番号、FAX、E-mail
  • 指導教員などの氏名(フリガナ)
  • 応募者の氏名、団体・学校名
    (学校・団体としての応募の場合は、団体・学校名の下に代表者 2名以内の氏名(フリガナ)を記載してください。)
  • 個人としての応募の場合は氏名(フリガナ)、住所(フリガナ)、連絡先電話番号など、 電子メールアドレス(あれば)
  • 代表者あるいは応募者の生年月日とできれば性別(団体・学校の場合は、代表者2名以内)
  • 代表者あるいは応募者の略歴と将来の志望(団体・学校の場合は、代表者2名以内)
  • 代表者あるいは応募者の過去の受賞歴
  • 代表者2名以外に共同研究者がいる場合には、氏名などを記載することができます。
    ただし、国内の二次審査(発表と面接)、国内での表彰式での発表、国際大会への参加と発表は、代表者 2名以内で行ってください。ただし、指導教員など1名が随行することはできます。
  • 2.調査研究報告書
  • 報告書は次のような章立てが原則ですが、多少の変更は可能です。
  • 表紙(表題、学校名、代表者などの氏名、指導教員などの氏名)
  • 和文要旨(500字以内)英文要旨(300語以内)、キーワード(和文と英文5語以内)
  • 序論、略号など一覧、研究の材料と方法、結果、考察(どのような水問題を解決するかを含めることが望ましい)、
    結論(なくてもよい)、参考文献、謝辞(プロジェクトを援助してくれた人 の氏名と所属など、援助の内容、感謝の言葉)、補充資料

  • スタイルなど
    報告書はA4の用紙(標準余白)に日本語あるいは英語で書いてください。 10ページ程度にまとめてください。
    図表や写真は判りやすいサイズで、本文中の適当な位置に貼り込んでください。
    日本語の場合は、縦方向横書きで1ページに40字40行、書体は明朝体、10.5ポイントを基本とし ます。
    英文の場合は、同じ用紙設定で、行間1.5、Times系の12ポイントを基本とします。
  • その他
  • ホームページでは、日本ストックホルム青少年水大賞の過去の各賞受賞作品を公開しています。日本水大賞委員会が、ご応募いただいた書類を基に、広報等のための資料を作成、公表することを妨げないものとします。また、入賞作品についてはホームページ上で公開いたします。ご応募いただいた書類、資料は返却いたしません。 ※応募により取得した個人情報は、個人情報保護に関する法律の法令および関係法令を遵守します。

    審査結果の公表

    審査の結果は、令和7年(2025)年4月頃までに公益社団法人日本河川協会のホームページで公表する予定です。
    また、入賞者には個別にご連絡いたします。原則として入賞者以外の方に個別に連絡はいたしません。

    スケジュール

    令和6年 4月1日 募集開始
    9月30日 応募締め切り(郵送の場合は当日消印有効)
    10月下旬~11月上旬(予定) 一次審査(書面)
    11月下旬~12月上旬(予定) 二次審査(発表、質疑応答)
    令和7年 3月中旬~4月上旬(予定) 各賞の受賞者の決定・発表
    6月中旬~ 7月上旬(予定) 表彰式および受賞活動発表会
    8月上旬~ 9月上旬(予定) SJWP国際コンテスト参加

    変更が生じた際は、日本ストックホルム青少年水大賞のホームページでお知らせいたします

    SJWP

  • SJWP国際コンテスト
  • 国際コンテストは、毎年夏、世界水週間の期間中にストックホルムで開催されます。この間、各国から選出された候補者は約1週間ストックホルムに招待されます。これらの候補者は、事前に英文報告書を提出し、国際コンテストの期間中には、調査研究を紹介するポスターやDigital-Poster(デジタルのタッチスクリーン)等を使用して審査員に説明し、質問に答える必要があります(この際、必要に応じて指定の通訳が用意されます)。
  • SJWPの賞金
  • SJWPの優勝者には15,000USドル、学校には5,000USドル、優秀賞には3,000USドルの賞金が贈られます。(2023年実績)
  • 審 査
  • 審査は水分野の専門家からなる国際選考委員会により行われ、次の4段階があります。
    1.英語論文の検討
    2.事前審査
    3.国際コンテスト会場において生徒と面談し、調査研究についてインタビューする
      (1組2~3人の審査員の前で、研究発表5分と質疑応答10分、計15分以内で3回行う)
    4.審査基準に基づく大賞受賞作品の決定
    ※審査方法について、変更となる可能性があります。
  • 費用負担
  • 国際コンテストに参加するために、日本水大賞委員会は以下の費用を規定により負担します。
  • 国際コンテストに提出する調査研究報告書の英文翻訳 (必要に応じて)
  • 受賞者2名以内および指導教員1名のストックホルム渡航滞在費用
  • 国際コンテストにおける通訳
  • その他
  • SJWPの詳細は、日本ストックホルム青少年水大賞のホームページを参照してください。

    応募用紙ダウンロード

    提出書類は、電子データ(CD-ROM等)と出力書類を提出してください。

    2025日本SJWP応募用紙

    ※ 必ず2025年の応募用紙をご使用ください