令和7年 会員団体の総会について |
日本河川協会では、二種正会員(個人)を中心に、府県単位で設立されている団体の運営や、川をテーマにした自主的な調査・研究活動を支援するため、運営経費および活動経費の一部を助成しています。
令和7年度も、各地で開催された各団体の総会に出席してまいりましたので、以下に簡単ではございますが、ご報告させていただきます。
お近くの団体の活動にご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽に日本河川協会事務局又は、直接各団体の事務局までお問い合わせください。
「愛知・川の会」は、設立から20年間の活動実績を基に、近年は中部地域を中心とするネットワーク団体との連携を一層深めており、
会員の参加も広がりを見せています。
2020年以降は「流域治水」から「流域総合水管理」への進化に注目し、
2024年度には関連する動きが活発化する中、
「流域の視点から見た治水・環境と総合水管理」をテーマとした公開講座の開催や、
「20年誌」発刊に向けた取り組みを継続事業として位置づけています。
当協会としても、「愛知・川の会」の皆様との連携を一層深めながら、
地域に根ざした流域活動を
今後もともに推進してまいりたいと考えております。
引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
今後も当協会では、「あおもりの川を愛する会」の皆様とのつながりを大切にしながら、
各地における川に関する多様な取組や意見交換の場にも、積極的に関わってまいります。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
「ふくおかの川と水の会」は、今年4月で設立18年目を迎えられ、現在の会員数は149名の団体です。
本総会では、令和6年度の事業報告・収支決算報告および、令和7年度の事業計画案・収支予算案についての審議が行われました。
あわせて役員の改選も行われ長年会長を務められてきた岡田裕彰氏が退任され、これまで副会長を務められていた松延均氏が新たに会長に就任されました。
また、副会長については松尾和巳氏が退任され、後任には光武孝弘氏と、現事務局長の山本潔氏が就任されました。
総会の報告事項においては、日本河川協会からも事業等についてご説明の機会を頂戴し、
甲村会長より「日本河川協会の最近の取り組み」と題して、ふくおかの川と水の会の会員の皆様に向けてご説明をさせていただきました。
また、総会のメインともいえる講演会では、松木技術士事務所代表の松木洋忠氏を講師に迎え、
「ふくおかの川づくりの歴史」をテーマにご講演いただきました。
講演では、福岡県民にとってなじみ深い遠賀川や筑後川を中心に、川づくりの歴史と「土木屋」とのかかわりについて、
わかりやすくお話しいただきました。
本総会を通じて、地域に根ざした川づくりの取り組みや、会員の皆様の熱意に改めて触れる貴重な機会となりました。
今後も「ふくおかの川と水の会」の皆様と連携を深めながら、地域に根ざした活動をともに進めてまいります。
引き続きよろしくお願いいたします。
【ふくおかの川と水の会】のサイトはこちらからご覧いただけます。