建設企業の防災貢献

 「災害列島」とも呼ばれる日本では、ほとんど毎年のように台風や梅雨前線によって洪水や土砂災害が発生しています。また、大地震によって地滑りなどが発生し、その結果、もし決壊すると下流に大きな被害をもたらすような川のせき止めも頻繁に起こっています。
 こうした災害発生の際には、豪雨の中で、あるいは余震の危険の中で、水防団や消防団などの方々が被害の拡大を防止するために大変な活躍をされているのですが、このことをご存知の方は多いかと思います。しかし、建設会社やコンサルタントなど建設企業の方々が、その技術力や機動力を活かして、大きな貢献をなさっていることはほとんど知られていないのではないでしょうか。
 このため、建設企業の方々が昼夜を問わず24時間体制で配置につき応急対策等を迅速に行って、被害の拡大防止や二次災害の防止に尽力されておられることを多くの方々に知っていただけるよう、本協会のホームページに「建設企業の防災貢献」欄を設けることといたしました。多くの方々に知っていただくことは、防災貢献を行う建設企業の方々にとっても大きな励みになるのではないでしょうか。

 
1. 功労者表彰(各地方整備局)
 
平成30年度 表彰建設企業名 (会員企業)
 
 
2. 貢献が紹介された事例
 

 ・平成30年7月豪雨(平成30年7月)

   平成30年7月豪雨災害からの早期復旧に向けた地元建設業者の取り組み【PDF】 
   (九州地方整備局HPより)
   

桂川における水防活動

 
    (近畿地方整備局の記者発表資料の中で、建設業者の活躍が紹介されました)

 ・大分県中津市耶馬溪町の地すべり(平成30年4月)

   災害現場で活躍する地元の建設業者【PDF】 
   (九州地方整備局HPより)
   (詳細は、H30.4.19の朝日新聞朝刊、H30.4.22の読売新聞朝刊(いずれも地方版)
   に紹介されています)

 ・九州北部豪雨(平成29年7月)

   地域の建設業者による流木撤去、道路啓開作業【PDF】 
   (九州地方整備局HPより)
   栃木県建設業協会から大型土のう簡易制作機の無償貸与【PDF】 
   (九州地方整備局HPより)
   
 ・関東・東北豪雨(平成27年9月)

   緊急復旧 怒涛の300時間【PDF】
   (月刊誌「河川」2016年1月号より)