第216回

河川文化を語る会


第216回「河川文化を語る会」を3月9日に愛知県にて開催いたしました。
今回のプログラムは、
『Ⅰ.半田運河と共に歩んだミツカンの考える水の文化とは ~やがて、いのちに変わるもの。』
『Ⅱ.川から眺めた英国運河の風景と文化』の2部構成です。
講演要旨および講師のプロフィールにつきましては、下記をご覧ください。

開催日:2025年3月9日(日) 14:00~16:30
会 場:ウインクあいち 12階「1204会議室」      


講演要旨

 河川文化は水の文化であり、私たち生命の源でもあります。1804年に愛知県半田の地で酢の醸造を始めたミツカンは、いい水を大事にして歩んできた企業であり、1999年「水に感謝し、水の大切さを伝える」ために「ミツカン水の文化センター」を設立しました。
今回はこのミツカンから亀山勝幸広報部長をお招きし、みなさまと水の文化について語り合いたいと思います。
 また水の文化のもう一つの視点として、ミツカンの発展、江戸前寿司の礎となった舟運の存在があり、今は存在感が薄れている運河文化についても触れます。この話題につきましては2023年英国に赴任し、英国の運河文化とその風景を体感された名古屋工業大学の中居楓子さんも交え新たな運河の活用などにも目を向けた未来を語り合いたいと思います。
 今回の講演会を踏まえ、風情の残る半田運河やミツカンミュージアムなどにも足を運んでいただきましたら幸いです。

プログラム

【第1部】14:00~15:10
 Ⅰ.半田運河と共に歩んだミツカンの考える水の文化とは ~やがて、いのちに変わるもの。
【第2部】15:20~16:30
 Ⅱ.川から眺めた英国運河の風景と文化

<講師略歴>





亀山 勝幸 (かめやま かつゆき) 氏
株式会社Mizkan CRM本部 広報部 部⾧

1995年株式会社Mizkanに入社
現職にてMizkanの広報活動の責任者を担当。
社会貢献活動の一貫として、「水の大切さ」を伝える水の文化センターの活動にも取り組んでいる。





中居 楓子 (なかい ふうこ) 氏
名古屋工業大学 助教
滋賀県大津市出身、京都大学大学院情報学研究科にて博士号取得。
2018年度より名古屋工業大学 工学研究科助教に。
中村晋一郎氏と共に「木曽川流域研究会」に加わっている。
2023年 ロンドン赴任。


日本河川協会:高村専務理事による開会あいさつ

亀山氏による講演中の様子

中居氏による講演中の様子

亀山氏・中居氏・三井氏によるディスカッションの様子


なお、著作権等の都合上一部割愛しております。

※ レジュメのデータは、講師より掲載の許可を得て公開しています。適切なご利用をお願いいたします。


河川基金ロゴマーク 当講演会は、公益財団法人河川財団による河川基金の助成を受けています。