第212回

河川文化を語る会


地域に根ざした川の研究所 30年のあゆみ


講 師:

豊田市矢作川研究所
所長:宮田 昌和 (みやた まさかず) 
主任研究員:洲崎 燈子
(すざき とうこ) 

講演概要

1994年7月に設立された豊田市矢作川研究所は、豊田市、矢作川漁協、枝下用水土地改良区の3者による第3セクター方式でスタートした、全国でも他に類を見ない画期的な河川研究所です。
河川環境の調査研究、生物学・工学・社会学の研究者と地域住民による共同研究(古鼡(ふっそ)プロジェクト他)、河川市民活動におけるセンター機能の役割など多岐にわたる活動を展開し30年経ちました。
これまでの30年の活動と研究の成果を踏まえて、今後のあるべき流域社会を目指す上で、多くの市民も巻き込みながら更なる展開が求められる研究所に、これからの展望について語っていただきました。

参加者コメント  

  • 自治体で川を財産と捉え、30年に渡り調査・研究を行っている点がすごいと感じた。
      河床改善やアユの調査など、専門的な取り組みから市民との協働活動など多岐に渡る活動はとても参考になった。
  • 民・産・学・官の共働が大切で、実行できることが伝わった。行政の中に研究所があるのは素晴らしい。
  • 矢水協の歴史、研究所の歴史から現在に繋がっていることに感銘を受けました



  • 日 時
    2024年3月17日(日) 14:00~16:00 (会場受付開始 13:30) 
    場 所

    ウインクあいち 10階「1001会議室」


    会場全体の様子

    日本河川協会の高村参与による開会挨拶

    宮田氏と洲崎氏による講演の様子

    質疑応答の様子

    ※ レジュメのデータは、講師より掲載の許可を得て公開しています。適切なご利用をお願いいたします。




    河川基金ロゴマーク 当講演会は、公益財団法人河川財団による河川基金の助成を受けています。