第208回

河川文化を語る会


22世紀奈佐の浜プロジェクトの軌跡とこれからの展望 〜豊かな伊勢湾をめざして〜


講 師:

22世紀奈佐の浜プロジェクト 代表
小浦 嘉門
(こうら かもん) 

22世紀奈佐の浜プロジェクト 副代表/四日市大学教授
千葉 賢
(ちば さとし) 

講演概要

   伊勢湾に流出する海洋ごみは年間1万トン以上に及び、その大半が鳥羽市及び答志島に漂着します。それは、大きな漁業被害となっており、2012年に答志島の漁師さんからのSOSを受けて「22世紀奈佐の浜プロジェクト」が始まり10年が経ちました。  奈佐の浜の海岸清掃活動を通じて流下ごみ、漂着ごみの現状を検証し、伊勢湾の再生を図っていますが、かつての豊かな伊勢湾は重大な危機に瀕しており、まだまだ充分な改善に至っていません。  プロジェクトの今までの軌跡をふり返りつつ、伊勢湾の現状を流域圏市民で共有し、今後どのように展開していくべきかをみんなで議論しました。

参加者コメント  

  • プラスチックごみばかり気になっていて、自然ゴミについては気づきが多かったです。いわきも流木が大量に漂流しているので、
    情報を持ち帰り共有したいと思います。ありがとうございます。
  • オンラインで参加できる機会を増やしてほしい。
  • このような企画がありましたら是非参加させていただきたいと思います。特にマイクロプラスチック問題に関することに興味があります。
  • 学生さんたちが、卒業後も個人として活動を継続されている方が多いこと素晴らしいと感じます。良いお話をありがとうございました。


  • 日 時
    2023年3月19日(日) 14:00〜16:00 (会場受付開始 13:30) 終了しました
    場 所

    ウインクあいち(愛知県産業労働センター) 12F 「1202会議室」

    会場開催とあわせてライブ配信をしました。
    アーカイブをYouTubeで公開しています。ぜひ、ご視聴ください!

    ※ レジュメのデータは、講師より掲載の許可を得て公開しています。適切なご利用をお願いいたします。




    河川基金ロゴマーク 当講演会は、公益財団法人河川財団による河川基金の助成を受けています。