※福岡県の個人会員組織
　川や水に興味のある人たちが、自分たちも楽しみながら、少し福岡の川や水のことを考えようという趣旨で集まり、平成19年4月に発足いたしました。
　会員は、日本河川協会の会員を中心に、川や水にかかわってきた人たちや他の一般の方で、現在140名です。
　会の活動は、専門的なものより、だれでも気楽に参加できることを第一に考え、「川に学ぶ会」、「川にふれあう会」、「森林を育てる会」の3つの部会で活動しております。
　｢校歌パンフレット｣や｢河川流域風土資産マップ｣の作成や展示説明会、川に関する現地見学会や「森林づくり」への参加、また、地域のボランティア団体との交流や講演会の開催等を行っています。
　　　　　　　　　
令和５年の活動報告

※福岡県の個人会員組織「ふくおかの川と水の会」のサークル
　「川から学ぶ活動」として故郷や自然を愛する心を育てていくことを目的にH20年から5年間で、福岡県下の公立小学校のうち、歌詞に川の名前が出てくる756校の校歌を題材にした「校歌パンフレット」を作成しました。小学校には完成した「校歌パンフレット」の説明に伺い、地元の教育委員会や図書館には校歌歌詞の分冊集とCDを寄贈しました。H25年度からは、身近にある川を「ふるさとの川」として地域住民に再認識してもらうことを目的に、川を中心に「流域の風土資産マップ」を制作し、流域の小学校への配布やコミュニティセンター、図書館への寄贈を行っています。
H25年度　御笠川、H26年度　多々良川、H27年度　紫川、H28年度　長峡川・今川・祓川、H29年度　矢部川、H30年度　釣川、令和元年度　雷山川・瑞梅寺川、令和２年度〜令和３年度　遠賀川上流圏域、令和４年度〜令和６年度　遠賀川中流・下流圏域、令和６年度〜彦山川圏域（予定）

※福岡県の個人会員組織「ふくおかの川と水の会」のサークル
　川をより安全で親しみのある自然豊かな空間にしていくために、会員や川と水辺に関心を持った人たちも含めて、知識の向上や交流を深めていくことを目的に現地で研修を行っています。
　平成19年の会発足時以来、遠賀川の水辺空間整備等の研修や九県河川愛護団体交流会などを通じ、他県河川関係団体との交流を行っています。
　近年は都市部の水害対策として施工された高尾川地下河川（筑紫野市）、竣工して間もない小石原川ダム現地見学（朝倉市）の他、先人の土木遺産である野鳥（のとり）川の底荒籠（そこあらこ）の復旧工事現場（朝倉市）、筑後川の山田堰の見学会（朝倉市）などを企画し、当時の治水・利水にかける優れた発想と努力に思いをはせました。

※福岡県の個人会員組織「ふくおかの川と水の会」のサークル
森林は水源のかん養、国土の保全、地球温暖化の防止などの多面的な機能を発揮しています。
川の水を育んでいるのも森林で、保全推進活動の重要性を認識して、森林を育てる会の活動を行っています。
平成19年〜20年に、太宰府市の国立博物館をとりまく森林で植樹祭の活動に参加したのを皮切りに、県内各地の植樹に関する情報を入手し、会員への参加を呼びかけています。 　平成20年〜平成29年は、九州北部３県主催による「九州北部三県みんなの森林（もり）づくりに参加し、平成30年からは福岡県水源の森基金が実施している四王寺（しおじ）県民の森での植樹や。間伐、下草刈など里山保全活動に参加しています。