日本水大賞の対象範囲
 

■対象となる活動分野

 水循環系の健全化や水災害に対する安全性の向上に寄与すると考えられる活動で、以下のような分野における諸活動(研究、技術開発を含む)を対象とします。

[1]水防災 :例えば、以下の視点などから実施される諸活動

  • 防災教育を活動地域や学校等で行っている
  • 水災害に対する安全性の向上に資する技術を開発し、普及する(ハイテク機器、文化財、ライフライン等を水災害から守る)
  • 雨をためる、しみこませる、ゆっくり流す
  • 河川の伝統的技術や災害体験の継承等啓発・普及

[2]水資源 :例えば、以下の視点などから実施される諸活動

  • 水を大切にする
  • 山や川などの水源地を大切にする
  • 水の様々な役割(農業用水、工業用水、水道用水)

[3]水環境 :例えば、以下の視点などから実施される諸活動

  • 川や湖沼、海などの水をきれいにする
  • 水辺の生き物やそのすみかを大切にする
  • 水辺や水のある地域づくり
  • 水にかかわる体験活動、環境学習

[4]水文化 :例えば、以下の視点などから実施される諸活動

  • 水や川や湖沼、海などに対する敬意と親愛を高める
  • 水や川や湖沼、海などの文化を創ったり広めたりする(芸術、文学を含む)
  • 地域における水文化を発掘したり普及する

[5]復興 : 上記の[1]から[4]に該当する諸活動のうち、地域の復興の視点から実施されるもの

その他、上記に関係する国際的な連携・技術協力・学会活動
日本ストックホルム青少年水大賞」への応募については、上記に関係する調査研究および調査研究にもとづいた実践的活動(詳細は「日本ストックホルム青少年水大賞募集要項」参照)

 

■対象となる活動主体

  水循環系の健全化に寄与すると考えられる活動で、以下のような方々が実施する諸活動を対象とします。
 なお、個人、法人、グループの種別、年齢、職業、性別、国籍等を問いません。

[1]学 校

  • 小学校における川や水をテーマにした総合的な学習やクラブ活動など
  • 中学校、高等学校における全校的な社会的活動やクラブ活動など
    なお、高等学校または同等の学校で、「日本ストックホルム青少年水大賞」に応募する場合は、「日本ストックホルム青少年水大賞募集要項」による(日本水大賞は活動重視、日本ストックホルム青少年水大賞は研究重視となります)
  • 大学、専門学校などにおける研究や技術開発は、その成果が実社会に導入され効果をあげているもの、または市民活動へ還元するものを対象とし、いわゆる純粋な学術研究にとどまっているものは除く

[2]企 業

  • 企業が行う生産過程などにおける環境対策、社会や地域への貢献活動、 技術や装置などに関するビジネス活動や製品・サービスを通じた社会貢献並びに国際貢献に特に優れた実績を上げたもの

[3]団 体

  • NPOなど民間で組織する団体または法人が行う活動など

[4]個 人

  • 個人が主体で行っていると認められる研究や技術開発、文化活動または節水、水質保全のための生活改善運動などの諸活動

[5]行 政

  • 地方自治体の市民連携活動および政策や制度など
  • 水防団、消防団などで行う活動など

 以前に応募された活動主体や奨励賞・未来開拓賞、審査部会特別賞を受賞された活動主体もふるってご応募ください。過去に「日本ストックホルム青少年水大賞」を受賞された活動主体も応募が可能です。また、日本水大賞、日本ストックホルム青少年水大賞への同時応募も可能です。 (応募要項は日本水大賞と大きく異なりますので、日本ストックホルム青少年水大賞募集要項を参照してください)
  なお、これまでに「日本水大賞」(大賞、大臣賞、市民活動賞、国際貢献賞)を受賞された活動主体も、(1)受賞後の活動に発展性がある場合、または(2)受賞した内容・活動が異なる場合は応募が可能です。(1)の場合は受賞後に発展した内容を記入してください 。