【一次審査】(書面)
以下の基準に従って書面審査が行われ、上位数チームが選出されます。
■妥当性
- プロジェクトは、水環境が抱える重要な課題に的確に取り組んでいるか
- 科学的妥当性があるか(基礎研究、応用研究に相当する科学的水準に達しているか。また結果が直接現場で利用できるか)
- プロジェクトは、環境または生活の質の向上に貢献している内容か
- プロジェクトは、未解決の問題に新しい解決法を提案しているか
- 水問題に対する意識を高めるものであるか
- 環境問題と社会問題を融合する内容であるか
■独創性 (プロジェクトには、下記に関する独創性がみられるか)
- 着眼点
- 問題解決の方法
- データ解析
- 実験あるいは調査
- 実社会での問題提起・啓発
■方法論
- 明確な発想に基づいて結果を得ようとしているか
- 問題点は明確にされているか
- 問題点をどのように限定しているか
- それに従って作業が計画されているか
- 結論を裏付けする十分なデータがあるか
- データの解釈を違える可能性が考慮に入れられているか
- 調査を継続するための新たな疑問や提案があるか
■テーマに関する知識 (関連分野の文献や実施中の調査にどの程度、精通しているか)
- 調査研究はどのような出典に基づいているか
- 参考文献の一覧表は適切か(参考文献は実際に利用されたのか)
- 科学に関する一般的な情報源をどの程度、参考にしているか
- 取り上げたテーマに精通しているか
- 取り上げた分野での最新の調査研究や専門用語について知識があるか
- 本研究成果以外にも代替的な解決策を知っているか
■実用技術
- 保護者、教師、専門家からはどのような支援を受けたか
- 実験・測定などをおこなったか
- 学校で入手可能な材料(知識・道具・設備)を利用したか
- 利用可能な技術が十分に活用されているか
■報告書
- プロジェクトを正しく適切に表現できているか
- 報告書で使用した文章、イラスト、図表、語彙は適切であるか
【二次審査】(発表と面接)
以下の審査基準に従って、一次書面審査で選出された上位数チームに対し、2分程度の概要説明(英語)、10分程度のプレゼンテーションソフトでの発表と面接(可能であれば英語)による審査が行われます。審査地は東京(予定)で生徒3名以内、指導教諭1名の規定の旅費(遠隔地の場合は規定の宿泊費
)を日本水大賞委員会が負担します。
■プレゼンテーションソフトによる発表と面接
- プレゼンテーションによる活動発表内容は正しく表現できているか
- プレゼンテーションと報告書に適切な関係があるか
- プレゼンテーションに独創性や個性があるか
- 魅力的なプレゼンテーションであるか
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