川のQ&A

        Answer

受付日:H10.6.8
  氏 名:東京都建設局河川部計画課

 ※この回答は日本河川協会から東京都建設局河川部計画課へ
  問い合せて回答をいただいたものです。

 呑川はその源を世田谷区用賀地先に発し、東流した後、目黒区緑
が岡地先において、世田谷区奥沢町地先に発する九品仏川を合流し、
荏原台と田園調布台にはさまれた谷底低地に沿って東南に流れ、大
田区大森南5丁目地先で東京湾に注ぐ二級河川である。

 支川の九品仏川合流点より上流と九品仏川とは下水道事業区間で
下水道幹線として覆蓋化されており、その上部を利用して緑道整備
が行われている。

 九品仏川合流点からJR東海道本線までは中小河川改修事業区間、
それより下流川は高潮対策事業区間となっている。また、大田区池
上一丁目地先の養源寺橋より河口の区間は、ポンプ(森ケ崎水処理
センター)で直接東京湾に雨水排水を行う直排流域となっており、
河川としての流域をもたない。昭和57年度には下水道事業の一環
として石川橋より上流域の一部雨水を多摩川へ分水する中原幹線が
完成している。

その他参考文献:
大田区パンフレット「ひとにやさしい緑の道に呑川緑道軸の整備」