水は自然界において水蒸気、霧、雲、雨、雪などとして大気中に、河川や湖沼の水として地表に、地下水や土壌水として地中に、あるいは海水として海洋にあります。

　地球上には約14億km3の水があり、そのうち97％が海水、3％が淡水である。 淡水の約70％は北極、南極の氷、氷河であり、残り約30％の大部分は地下水として存在し、湖沼水は0．3％、河川水は0．006％程度です。

　水は下図のとおり、高地部から、低地部へ移動しており、雨が降った時は、多くの表面水が一度に河川に流れ込むため、河川内の水が増大しますが、降り止んだ後は、地下水などになってゆっくり流出するため、河川の水は枯れることなく、流れ続けます。