第206回

河川文化を語る会


貨幣の歴史 〜造幣局の歴史と大川のかかわり〜


講 師:

元造幣博物館館長
西  正
(にし ただし) 

 私たちが日ごろ何気なく使っているお金について、その始まりから、今、そしてこれからの姿をお話しします。お金の形は、物品貨幣から金属貨幣に、金属貨幣から電子マネーに変化してきています。手にして実感していたお金が数字だけものに変わり、手ごたえがなくなってきています。新しい生活様式としては、接触しないお金の受け渡しをこころがけする時代になりました。金属貨幣がなくなることはないとは思いますが、昔のお金は紙や金属でできていたのかということに驚く世代、時代が将来現れるかもしれません。
 今一度、お金の移り変わりを振り返ることによって、それぞれの時代や社会情景を通してお金に対する理解と認識を深めてもらえればと思います。併せて、昨年創業150周年を迎えた造幣局の歴史をお話しするとともに、大川のほとりに位置する造幣局の川とのかかわりに触れたいと思います。



日 時
2022年11月28日(月) 15:00〜17:00 (会場受付開始 14:30) 終了しました
場 所
エル・おおさか(大阪府立労働センター) 5F「視聴覚室」

※ レジュメのデータは、講師より掲載の許可を得て公開しています。適切なご利用をお願いいたします。




河川基金ロゴマーク 当講演会は、公益財団法人河川財団による河川基金の助成を受けています。