第200回 |
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タイトルにある環伊勢湾経済圏は、伊勢湾沿岸地域の都市のみならず、河川を通じて広がる内陸地域も含めて捉えています。たとえば桑名は城下町・湊町として栄えてきた伊勢湾沿岸の都市です。さらに木曽三川を通じて美濃・飛騨・信濃とつながっています。美濃和紙・和紙を使った提灯や飛騨・信濃の林産加工品などは、川船によって桑名に運ばれ、桑名からは廻船で関東や上方へと運ばれました。江戸時代(18世紀後半以降)は地域の特産物が注目される時代です。地域の生産物が特産物(ブランド)化するためには大量生産体制が不可欠です。この地方では味噌・溜(たまり)が有名です。その原料の大豆は、最初は地元産でしたが、しだいに関東・東北産が使われるようになります。輸送手段として川船や廻船が大きな役割を果たしています。 |
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ご家族、お知り合いの方々、お誘い合わせの上、ふるってご参加ください。
ご参加、お待ちしております。
PDFファイルのチラシもご利用ください。
当講演会は、公益財団法人河川財団による河川基金の助成を受けています。
また、「土木学会CPDプログラム」として認定されています。【認定番号:JSCE18-1413,単位数:2.0単位】