第195回 |
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大阪は難波津の時代から、豊かな水の恵みで発展を遂げてきました。世界的にも珍しい「ロの字型の水の回廊」によって、人々の生活はいつも水のすぐそばにあり、水とともに生活が育まれ、その中から豊かな文化が生まれました。江戸時代になり「天下の台所」と呼ばれるようになったのも、水運に恵まれたために他なりません。しかし、高度成長期の時代迎え、水は濁り、悪臭さえ放つようになり、人々はいつしか水に背を向けて生活するようになりました。そのような現状を改善するため、平成21年に官民一体となって「水都大阪2009」が52日間開催され、その最終日を彩るイベントとして新作能「水の輪」が、当時新しく整備された「川の駅・はちけんや」で初演されました。「水の輪」は水の浄化をテーマに環境問題について考えるお能です。汚れてしまった大阪の水を水鳥に扮するこどもたちが大勢出てきて掃除をし、美しくよみがえった水に再び水の神様が現れて大阪の繁栄を言祝ぎます。水と文化のかかわり、そして文化が社会にはたす役割の可能性についてお話しいただきます。 |
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ご家族、お知り合いの方々、お誘い合わせの上、ふるってご参加ください。
ご参加、お待ちしております。
PDFファイルのチラシもご利用ください。
当講演会は、公益財団法人河川財団による河川基金の助成を受けています。
また、「土木学会CPDプログラム」として認定されています。【認定番号:JSCE17-1165,単位数:2.0単位】