第148回

河川文化を語る会

川と水の法律文化 ―比較と交流の理解のために

講 師: 三本木 健治 (さんぼんぎ けんじ)  
(国際水法学会 理事)

 文化の次元から見れば、各国の風土が法制度をつくり、また法制度が風土を守り育てる。川と水の法律や都市計画の制度は、そのことが特に顕著である。日本とフランスの河川法、多くの国の水法は、どのような風土基盤を有しているか。欧米の沿岸権や優先専用権と、アジアの共同体的水利用の伝統は、それぞれどのような法制度上の特色に表れているか。このような基本的相違点を確認し比較した上で、国際間の交流を図ることが望ましい。
 近年は、文明の次元から社会経済の発展を図るため、合理性と効率性を求めて世界の立法が共通化してゆく傾向にあるが、地域性との調整をどうするか、さまざまな課題がある。
 水は誰のものかの素朴な観念の各国比較に始まり、土地利用と水利用、治水法と利水法、慣習法・判例法・制定法の循環、各国法制度の重点構造と流域管理のあり方など、長年の研究成果のエッセンスを独自の図解により紹介し、幾つかの新しい話題を提供する。


【講師略歴】
昭和13年生まれ。東京大学法学部卒業。昭和35年建設省入省から同63年河川局次長退官までの間に、官房・全局、東北・近畿地方局、千葉県、水資源開発公団、総理府本府、環境庁水質保全局等を歴任。退官後は、住友信託銀行顧問・日本下水道事業団理事・国立国会図書館専門調査員・明海大学教授等に任職。河川管理・水質管理のほか、水問題のあらゆる実務と国際交流を経験。
「水法論」・「比較水法論集」・「判例水法の形成とその理念」・「中国水利権制度整備総括報告書」(全1300頁)等の著書のほか、日・英論文多数。

日 時
平成22年9月29日(水) 18:00〜20:00 (開場は17:45頃です)
  講師の都合により、27日(月)から変更になりました。
場 所
厚生会館(全国土木建築健保)  5F「青竹・紅梅」

  (東京都千代田区平河町1-5-9 (財)土木建築厚生会 TEL:03-3264-1241)

交 通
東京メトロ 有楽町線 : 麹町駅1番出口徒歩2分
東京メトロ 半蔵門線 : 半蔵門駅1,2番出口徒歩5分
参加費
二種正会員(個人会員)/学生 : 無 料
一 般 : 500円 (当日申し受けます)
申し込み

申し込み方法はこちらです。
FAX または E-mail にてお申し込みください。
お申し込み後の参加票の送付等はありません。直接会場へお越し
ください

※ ご連絡いただきました個人情報は、厳重に管理した上で、
講演会等当協会からのご案内に利用させていただきます



ご家族、お知り合いの方々、お誘い合わせの上、ふるってご参加ください。
心よりお待ちしております。
PDFファイルのチラシもご利用ください。

この「河川文化を語る会」は、(財)河川環境管理財団の河川整備基金の助成を受けて行っています。
「土木学会CPDプログラム」として認定されています。【認定番号:JSCE10-0310,単位数:2.0単位】
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