第144回

河川文化を語る会

ラムサール条約湿地に登録された「秋吉台の地下水系」
〜地下川の自然を探る〜


講 師: 庫 本 正 くらもと ただし)
(秋吉台科学博物館 名誉館長)

 地下を流れる地下水系だって、川の仲間でしょう。今回はこの地下水系の自然をじっくり紹介しようと思います。舞台は山口県の秋吉台です。ここは日本最大のカルスト台地として広く知られています。台上に降った雨水は、ドリーネと呼ばれる窪地を通して地下に送られ、地下水になり、高いところから低いところへ流れてゆきます。この水はまわりの石灰岩を溶かしながら石灰洞(鍾乳洞)を生み出します。この洞窟地下水中には特異な自然があり、多くの洞窟生物が生息しています。最近秋吉台の地下水系はラムサール条約湿地に登録されました。
 秋芳洞水系は秋吉台の中心的な水系で、探検や科学研究(環境、地質、地形、生物、古生物、物理、化学など)が進められ、その実態は詳しく分かってきました。この講演では、地下川の自然を探検、科学、民俗、文学、芸術といった様々な視点から紹介します。また、百年前に始まった洞窟観光では洞窟地下水文化の創造を取り上げたいと思います。


【講師略歴】
1936年香川県で生まれた。山口大学文理学部卒業後 秋吉台科学博物館に勤務。専門は洞窟生物学。日本洞窟学会元会長。現在、山口生物学会会長、やまぐち自然共生ネットワーク会長。秋吉台地域エコツーリズム協会会長として秋吉台・洞窟文化を創出しながら自然体験を軸にした知的観光の創出に努力。また、秋吉台パークボランティアの会を組織し、壊れた自然の修復・再生や秋吉台の自然保全に取り組んでいる。
サンケイ児童出版文化賞受賞、環境省長官表彰、文部大臣表彰、藍綬褒章受章。

日 時
平成22年5月29日(土) 14:10〜16:10
場 所
山口県旧県議会議事堂 1F「夢交流ホール」 

(山口市滝町1-1 TEL:083-933-2268)

交 通

JR山口駅からバスで約5分 「県庁前」下車すぐ(山口県庁

参加費
無 料
申し込み
申し込み方法はこちらです。
FAX ・郵送・E-mailのいずれかでお申し込みください。
(お申し込み後の参加票の送付等はありません。直接会場へお越し下さい)
 
主催: (社)日本河川協会
共催: やまぐち水辺交流会
後援: 国土交通省中国地方整備局山口河川国道事務所
  山口県,やまぐち自然共生ネットワーク

※ ご連絡いただきました個人情報は、厳重に管理した上で、
講演会等当協会からのご案内に利用させていただきます



ご家族、お知り合いの方々、お誘い合わせの上、ふるってご参加ください。
心よりお待ちしております。
PDFファイルのチラシもご利用ください。

この「河川文化を語る会」は、(財)河川環境管理財団の河川整備基金の助成を受けて行っています。
「土木学会CPDプログラム」として認定されています。【認定番号:JSCE09-0902,単位数:2.0単位】
CPDマーク