第138回

河川文化を語る会

近世大阪の水辺景観とその後の変貌

講 師:

増田 昇(ますだ のぼる) 氏 
 (大阪府立大学大学院生命環境科学研究科 教授)

 江戸末期の安政年間(1854〜1860年)に描かれた名所図絵の『浪花百景』を眺めると、江戸末期に形成された大坂三郷は「水の都」と詠われ堀川が縦横に走る個性的な水辺景観を持つ都市であったことが伺える。一方、現代の大阪を見ると、わずか150年の間に水辺景観は変貌を遂げ、個性的なたたずまいを残す堀川はわずかになり、残った堀川も大部分が防潮堤によって都市と切り離されてしまっているが、近年、「水の都大阪の再生」をキーワードに魅力ある水辺景観の再生や創出が取り組まれつつある。
 ここでは、近世大阪の名所図絵を用いて、往時の水辺の利用とそこでのデザインから、水辺景観の特徴を読み解く。次いで、明治期以降の変貌を社会システムや都市活動の変遷から探るとともに今後の水辺景観のあり方を展望する。


【講師略歴】
1952年大阪に生まれる。1977年に大阪府立大学大学院農学研究科修士課程を修了。1977−85年市浦都市開発建築コンサルタンツ勤務、1985年大阪府立大学農学部助手、講師、助教授を経て、1997年に教授になり現在に至る。
専門はランドスケープ・アーキテクチャー(緑地計画学)。日本造園学会の副会長、日本都市計画学会の評議員、大阪府や大阪市等の景観審議会や都市計画審議会の委員を務めるとともに大阪府の河川整備委員会委員を務める。

日 時
平成21年11月19日(木) 18:00〜20:00
場 所
大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター) 5F 特別会議室

(大阪市中央区大手前1-3-49 TEL:06-6910-8500)

交 通
京阪「天満橋」駅下車 東口方面の改札から地下通路を通って1番出口より東へ350m
地下鉄 谷町線「天満橋」駅下車 1番出口より東へ350m
参加費
無 料
申込み
申込み方法はこちらです。
FAX ・郵送・E-mailのいずれかでお申し込みください。
(お申込み後の参加票の送付等はありません。直接会場へお越し
ください)
主催:(社)日本河川協会   共催:大阪の河川(かわ)を愛する会   後援:大阪府

※ ご連絡いただきました個人情報は、厳重に管理した上で、
講演会等当協会からのご案内に利用させていただきます



ご家族、お知り合いの方々、お誘い合わせの上、ふるってご参加ください。
ご参加、お待ちしております。
PDFファイルのチラシもご利用ください。

この「河川文化を語る会」は(財)河川環境管理財団の河川整備基金事業で行っています。
「土木学会CPDプログラム」として認定されています。【認定番号:JSCE09-0514,単位数:2.0単位】
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