|
第135回 |
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
河川の影響を強く受ける場である氾濫原を含めた河川域は、国土に占める面積はそれほど大きいものではないが、地域の健全な生態系および生物多様性の保全という視点から特に重要性が高い。氾濫原には,洪水による攪乱とそれに伴う侵食、土砂堆積がつくり出す変化に富んだ微地形が発達する。それに応じて、基質,土壌栄養塩,比高などがさまざまに異なる環境がモザイクのように入り組んで存在する。その環境の多様性に応じて、変化に富んだ生物の生息・生育場所が用意され、多様な生物が互いにさまざまな関係を結びながら生活する。下流域の氾濫原は新石器時代以来、水田稲作をはじめとするヒトの営みの場としても重要であり、自然資源の採集と作物の栽培との組み合わせは、里地里山での自然と人との共生の原型となったと考えられる。自然の攪乱と人による植生の利用・管理が相まって、近年まで豊かな氾濫原の生態系が維持されてきた。しかし、現状ではその共生システムは大きく崩れ、外来生物の強い影響も相まって、生物多様性の低下が著しく、生物多様性と多様な生態系サービスを回復させるための自然再生が課題となっている。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ご家族、お知り合いの方々、お誘い合わせの上、ふるってご参加ください。
心よりお待ちしております。
PDFファイルのチラシもご利用ください。
この「河川文化を語る会」は(財)河川環境管理財団の河川整備基金事業で行っています。
「土木学会CPDプログラム」として認定されています。![]()