第132回

河川文化を語る会

川と防災 〜浸水と親水を考える〜


講 師: 瀧 本 浩 一 氏 
(山口大学理工学研究科環境共生系学域 准教授)

 かつて地域住民、子どもたちが「危ない」を理由に川から離れたため、川へ目を向けてもらうべく、川と人とが、つながりをもつ「親水」をテーマにハード面、ソフト面からの川づくり活動が活発に行われました。その結果、川から遠ざかっていた人たちが少しずつ水辺に戻ってきましたが、しかしながら、ここにきて激しい集中豪雨により、今まで安全と思われていた河川で「浸水」被害といった水害が多く発生してきています。これはせっかく川を親しく感じてきた住民への強烈な一撃であり、川は危険な存在であるという「親水」とは正反対な事実を住民に伝えなくてはならなくなったわけです。その一方で、全国の自治体がこの種の危険性を啓発すべく作成しているハザードマップもほとんど活用されず役に立っていないという現状にあります。
 本講演では、「川と防災」をテーマにまちづくりの観点から川を見つめ直し、地域の「親水」と「浸水」の間に横たわる、目に見えない種々の“ハザード(呪縛霊)”をあぶりだし、地域がそれと向き合う“場”を創出して、コミュニティの再構築、ひいては川づくりへと誘うという大風呂敷で、かつ未完の手法についてお話しする予定です。


【講師略歴】(たきもと・こういち)
1965年生まれ。福岡県出身。専門は、防災教育、防災システム工学、社会知能情報学。国土交通省社会資本整備審議会(河川分科会)専門委員等を務める。防府/防災ネットワーク推進会議議長、やまぐち県民活動推進員として市民活動に従事。平成18年度総務省防災まちづくり大賞、平成19年河川功労者表彰、平成20年度災害対策関係功労者表彰(国土交通省中国地方整備局)を受賞するなど受賞歴多数。

日 時
平成21年5月16日(土) 14:00〜16:00
場 所
防府市地域協働支援センター」 多目的ホール

(山口県防府市栄町1-5-1「ルルサス防府」2F TEL:0835-24-7722)

交 通

山陽本線JR防府駅すぐ  防長バス,JRバス 防府駅バス停下車すぐ

参加費
無 料
申し込み
申し込み方法はこちらです。
FAX ・郵送・E-mailのいずれかでお申し込みください。
(お申し込み後の参加票の送付等はありません。直接会場へお越し下さい)
 
主催: (社)日本河川協会
共催: やまぐち水辺交流会
後援: 国土交通省中国地方整備局山口河川国道事務所
  山口県,防府市,防府/防災ネットワーク推進会議, FMわっしょい

※ ご連絡いただきました個人情報は、厳重に管理した上で、
講演会等当協会からのご案内に利用させていただきます



ご家族、お知り合いの方々、お誘い合わせの上、ふるってご参加ください。
心よりお待ちしております。
PDFファイルのチラシもご利用ください。

この「河川文化を語る会」は(財)河川環境管理財団の河川整備基金事業で行っています。
「土木学会CPDプログラム」として認定されています。
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