第126回

河川文化を語る会

水質ワースト1から「遊べる川」へ
〜貝塚市・近木川(こぎがわ)と子どもたちの12年〜

講 師:

神吉 紀世子(かんき きよこ) 氏 
 (京都大学大学院工学研究科 准教授)

 貝塚市の小学校の先生方が子どもたちを近木川下流に連れだしたのは、2級河川水質ワースト1のニュースの直後、12年前である。様々な懸念を抱えながらの勇気あるスタートであった。以来、思いっきり遊ぶこと、遊びから学ぶことの大切さと面白さに夢中になる子どもたちの姿が、取り組みを支え継続させてきた。現在は、流域の複数の学校で様々な川の学習が展開され、おそらく年間延べ数千人の子どもが近木川に入っている。水質も大いに改善された。大阪、近畿、全国、世界の仲間と交流し、子どもたちの声で「川と暮らしの縁の再生」を発信し続けている。「子どもが川で楽しく学ぶ」ことは貝塚、泉州地域の「地域文化」に根付いたいえよう。
 「遊べる川」を再生する12年の歩みは、立場の異なる人と人をつなぎ、子どもたちを見守る大人社会をいかに再構成するかという取り組みでもあった。その渦中には、ずっと走り続ける「つなぎ役」がいる(当日来場の予定です)。12年の歩みの舞台裏を紹介します。


【講師略歴】
1966年大阪府生まれ。京都大学大学院工学研究科建築学第二専攻修士課程修了。1992〜93年、ドイツ・アーヘン工科大学建築学部景域生態学研究室にて8カ月間研究員として勉強。その後、京都大学助手、和歌山大学システム工学部環境システム学科助教授等を経て、2005年より現職。博士(工学)。
和歌山大学時代、2000年頃から「近木っ子会議」等の活動に参加、第2、3回の大阪府「私の水辺」大発表会(泉南地域)、第1回近畿「子どもの水辺」交流会、近木川汽水ワンドワークショップ等のコーディネーター等を担当。

日 時
平成20年11月26日(水) 19:00〜21:00
場 所
大阪府立女性総合センター(ドーンセンター) 5F 特別会議室

(大阪市中央区大手前1-3-49 TEL:06-6910-8500)

交 通
京阪「天満橋」駅下車 東口方面の改札から地下通路を通って1番出口より東へ350m
地下鉄 谷町線「天満橋」駅下車 1番出口より東へ350m
参加費
無 料
申込み
申込み方法はこちらです。
FAX ・郵送・E-mailのいずれかでお申し込みください。
(お申込み後の参加票の送付等はありません。直接会場へお越し下さい)
主催:(社)日本河川協会   共催:大阪の河川(かわ)を愛する会

※ ご連絡いただきました個人情報は、厳重に管理した上で、
講演会等当協会からのご案内に利用させていただきます



ご家族、お知り合いの方々、お誘い合わせの上、ふるってご参加ください。
ご参加、お待ちしております。
PDFファイルのチラシもご利用ください。

この「河川文化を語る会」は(財)河川環境管理財団の河川整備基金事業で行っています。
「土木学会CPDプログラム」として認定されています。
CPDマーク