第116回

河川文化を語る会

河川の生態系と漁業について
−汽水域のヤマトシジミを中心に−


講 師: 中村 幹雄(なかむら みきお) 氏 
(日本シジミ研究所 所長)

 近年、我が国の河川・湖沼における河川環境の改変に伴って漁獲量は減少し、内水面漁業は衰退の一途をたどっています。
 私はこれまで30年以上にわたって、島根県内水面水産試験場の研究員として、河川・湖沼における水産振興策のための調査や研究を行ってきましたが、結論として、水産振興策の基本は、傷ついた河川・湖沼の環境や生態系を、魚の棲みやすい生態系に復元することが最も大切な水産振興策であると確信するようになりました。
 河川の生態系は、山から海まで通して一つの生態系として考える必要がありますが、今回は特に、河川の干潮域、汽水湖のヤマトシジミを中心に考えます。
 ヤマトシジミなどの漁業振興をするためには汽水生態系の復元が最も大切であること、そして、良い河川とは魚が棲みやすい河川であり、今後、魚の棲める豊かな川づくりが進むことを期待します。


【講師略歴】
1942年島根県生まれ。1967年北海道大学水産学部卒業。1967年10月日本青年海外協力隊に入隊、ケニア派遣、1969年帰国。1970年島根県水産試験場入所、1997年島根県内水面水産試験場場長、同年水産学博士取得、2002年退転。2002年日本シジミ研究所設立。
主な著書に「日本のシジミ漁業」(編著,たたら書房)、「神西湖の自然」(共著,たたら書房)、「宍道湖の自然」(共著,山陰中央新報社)、「中海と宍道湖の魚たち」(編著,山陰中央新報社)

日 時
平成20年1月21日(月) 18:00〜20:00
場 所
厚生会館(全国土木建築健保)  5F「青竹・紅梅」

  (東京都千代田区平河町1-5-9 (財)土木建築厚生会 TEL:03-3264-1241)

交 通
東京メトロ 有楽町線 : 麹町駅1番出口徒歩2分
東京メトロ 半蔵門線 : 半蔵門駅1,2番出口徒歩5分
参加費
個人会員/学生 : 無 料
一 般 : 500円 (当日申し受けます)
申込み

申込み方法はこちらです。
FAX または E-mail にてお申し込みください。
(お申込み後の参加票の送付等はありません。直接会場へお越し下さい)

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ご家族、お知り合いの方々、お誘い合わせの上、ふるってご参加ください。
心よりお待ちしております。
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この「河川文化を語る会」は(財)河川環境管理財団の河川整備基金事業で行っています。
「土木学会CPDプログラム」として認定されています。
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